子育てが不安だから色々読み漁った私が30冊以上読んで、今でも何かあれば手に取るのはこれ。
具体例が多く、分かりやすい上、スパッと答えを教えてくれるのが良い!
3歳~小学6年生を中心に、様々な方面のお悩みを解決する、ずっと使える一冊です。
![悩む母](https://dadalabo.com/wp-content/uploads/2023/12/sagasu-girl-free-1.png)
・子どもに自主的に勉強してもらうにはどういう方法がいい?
・AIに負けない強みを育てるには?
・心を丈夫にするにはどうすればいい?
こんな悩みにも、分かりやすく解決を提示してくれるのが本書。
私はできれば良い教育を受けさせたいので、色々な子育て本を買って読むタイプ(Amazonレビューは熟読)
実践して感じた子供の変化
良さそうなことは取り入れ実践!実践して感じた具体的な変化☟
私が長男に対して特に心配だったのが、国語の勉強面。
小3が始まって数か月後のある日、国語のテストの点数を見て衝撃。
このままではマズイと息子と話し合い、家にある本の音読と小3用のワークを家ですることに(長男はしぶしぶ)
勉強以外のことも、本を読み、改めて大切と感じたことも多かったです。
学ぶ習慣のポイントは3つ
![朝は勉強もはかどる時間](https://dadalabo.com/wp-content/uploads/2023/07/ben-white-7BiMECHFgFY-unsplash-1024x684.jpg)
勉強の習慣を身に着けてほしいなら小分けにしてみることから。
そして頑張ったご褒美も用意すること。
2006年にデューク大学の研究チームが発表した論文によると、
日常の行動の45%は「その場の決定」ではなく「習慣」である
子育てベスト100より引用
本を参考に、我が家では3つ心がけました。
⒈ 時間を決めてスモールステップでやる
我が家が決めた基準は、音読10分+学習(学年×10+10~20分)←学校からのプリントにあったおすすめ時間(宿題は含めず)
音読の本とワークは本人チョイス(ワークは国語と算数の二冊から選択)
学習は最初の頃は20分から始め、徐々に増やし、3か月目の今では50分にしています。
最初の頃はなかなか集中もできず、とりあえず机に向かっているだけの姿勢でしたが、ちょこちょこ励ましながら何とか少しづつ簡単なワーク問題からやり始めました。
また、少しでも出来た日はカレンダーにシールを貼って頑張りを可視化していました。
時々、カレンダーを見て自分は頑張ってるなぁということを話したり、兄弟と数を競ったり、これは良いアイディアだったなと思います。
色々工夫をこらし、小まめに(優しめに!)声掛けを心がけると、だんだんとこちらから声を掛けずともやれるようになっていきました。(時々抜き打ちチェックはするけど)
現在小3の息子の場合、【朝】音読10分+ワーク20分 【学童】宿題 【帰宅後】ワーク30分
こんな感じを小3の春から続けています
(しんどい時や習い事で遅くなった時はしなくてオッケー。細く長く続けることが大事と思うので)
以前では考えられない程の変化です。
数か月前は、早起きなんて絶対無理、もし早く起きてもまずテレビでyoutubeのゲーム実況のチャンネルをひたすら見る。。。でした。
⒉ ご褒美(youtube)は確保する
早起きする大きなきっかけは、テレビを長く見られることに気付いたからのようです(苦笑)
我が家では、朝に10分音読と最低20分ワークをすれば、朝食時間までテレビをオッケーにしました。
これは大きかった!
息子にとってyoutubeは何より大事みたいで、その為にはやるしかない!と覚悟が決まったみたいです。
この辺は子供によって望むことは結構違うのかなとも思います。
実際、下の子はそんなにテレビ好きではないので、早起きしてまで見ようとはしませんが上の子の真似をして一緒にワークをしています。
⒊ 努力したことをしっかり褒める
重要なことは、目を見てよく話を聞くことと、努力したことを褒めること。
点数が伴わなくとも『あんなに頑張っていたもんね!』と次へつなげていきます。
頑張っていること、努力できたことを褒めて認めることは必ず良い循環を生みます。
つい、できなかったことに注目して要らないアドバイスをしがちだったのですが(ほんと反省)やはり気持ちは暗くなるようで以前はテストを見せてくれないこともありました。
これからも細く長く続けていけるよう見守るつもりです。
良い習慣を身に着けることは、最初は大変ですが、やはり人生において早いほうがお得です。
物を少なくし、すぐ片づけられる環境を整えることも大切です。
寝る前の読み聞かせは脳の根っこ部分(心)を育ててくれるらしい
![本を読むことは大事](https://dadalabo.com/wp-content/uploads/2023/07/mael-balland-Wnti9H4PX6Y-unsplash-1024x683.jpg)
私自身が小学生の頃は読書が好きだったこともあり、子どもにも本の中の無限世界の楽しさを知ってほしいと思って読み聞かせは出来るだけしています。
一時、あまりにも聞く態度ではなかったので(おしゃべりしたり歌ったり( ^ω^)・・・)
読むのをやめていたのですが、この本を読んでやはり大事だと思いなおし、また最近読み始めました。
毎日はできませんが、親子の時間として大切にしています。
それに本を読んでもらうことは子供もすごく喜ぶんですよね。
近くに寄ってきて、本をのぞき込んだり、ふんふんと聞いている顔はとても可愛いです。
我が家では、ハリーポッターや、日本昔話、伝記集など短い話と長めの話を用意し、気分で子どもに選ばせています。
本によると、子供が集中しなくてもちゃんと聞いていなくてもオッケーで、気楽に読むことが大事だそうです。
年齢が上がるにつれ、我が家のわんぱく達も静かに聞けるようになり、その時間はどっぷり本の世界に入っているようです。
![悩む母](https://dadalabo.com/wp-content/uploads/2023/12/sagasu-girl-free-1.png)
学びのためというより、親子のコミュニケーションによって子供の心育てにつながっている感じだね
実際、読み聞かせによって言葉の発達が進む他、問題行動も少なくなるそうです。
長男は小3で、だんだんコミュニケーションが難しくなってくる年頃だと色々な面で感じています。
だからこそ、親子の普段のコミュニケーションは大事だなと思うのです。
【子育てベスト100】は、基本に立ち返りつつ新たな視点を持てる子供のまとめ本
今はインターネット、メディア、雑誌、様々な媒体で大量の情報が簡単に手に入ります。
自分にとって、何が本当に有用なのか見極める必要がありますが、混乱することも多いと思います。
こちらの本は基本的なことを踏まえ、本当に簡潔に書かれているので、原点に立ち返りそこから新たな視点も得られる点がとても良いなと思います。
作者の加藤紀子さんは、自身も子育ての傍ら、「プレジデントFamily」や「ダイヤモンド・オンライン」など数々のメディアで、教育に関する記事を書かれ、企画に携わってこられた教育ジャーナリストです。
専門家への取材、世界中の最新研究データの裏付けをもって分かりやすくまとめられています。
![悩む母](https://dadalabo.com/wp-content/uploads/2023/12/sagasu-girl-free-1.png)
「これからの世界に必要な力」を身に着けることを重視して作ったんだって!
私が個人的に気になった項目一覧
![色々気になるのだ](https://dadalabo.com/wp-content/uploads/2023/07/jamie-street-MoDcnVRN5JU-unsplash-1-1024x768.jpg)
特に私が為になったと思うコンテンツを少しご紹介します!
メソッド67 書く③「文章の型」を知る
長男は作文が苦手。こんな方法で教えればいいんだ!と納得しました。
いつも書くのに時間がかかる割に内容は、、、という悩みは型を知ることで解決!
メソッド46「強み」に注目する
『幸福な人生を送る人は自分の強みを知っていて、それを使っている』
息子は絵や工作の部分がそうなのかなとか、自信を持てることが一つでもあるのは心を育てることにも大きいなぁと考えさせられました。
メソッド27「やり抜く力」を養う
これは大事だなと思いましたね。やはりここでも、好きなことがあるというのは強いんだなと気付かされましたね。また、忘れがちな親が手本となることも書かれています。
最先端の新常識【子育てベスト100】実践した子どもの変化のまとめ
この本を読んで尚更実感したのは、勉強、生活習慣、性格に関することなどカテゴリーは違えど、結局全てつながってお互いに影響しあっているなぁということです。
ひとつの何かを悩んでも、総合的に子供の性質を知るのが近道かなと思います。
その為にとても有益な情報をさっくり知ることができるこちらの本はとてもおすすめです。
参考になれば嬉しいです。