漫画『兄だったモノ』最終回はどうなる?考察とネタバレ

兄だったモノ最終回考察 マンガ・書籍
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漫画アプリ「GANMA」で連載中の漫画兄だったモノにハマってます。

セリフや描写、タイトルも深く考えさせられる要素が満載のホラー&ミステリーで、先が気になって仕方ないんです。

絵は少しレトロな雰囲気で、色使いが昭和モダンのような感じ。

そこも刺さりまくりです。好みです。

絵が可愛らしいのに、話はホラーが入り混じっていて、静かにゾッとするような惹きつけられるものがあります。

神話や戯曲がメタファーとして多用されているのがしびれるね!

いや、知らんなという人にはまずこちらを!☟

GANMA公式youtubeからは「兄だったモノ」と「カロンズベカラズ」コラボ音楽で世界観を楽しめます!

GANMAからはこちら>>>兄だったモノ – GANMA!(ガンマ)

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『兄だったモノ』あらすじとネタバレ

『兄だったモノ』1話冒頭、夏真っ盛りの広島。

主人公の女子高生:鹿ノ子が、兄である騎一郎のお墓参りをしているところから始まります。

そして鹿ノ子は、生前の兄の恋人だった聖(ひじり)と何気ない会話を交わし、笑顔で手を振って帰ります。

実は鹿ノ子には(聖には見えていません)聖の後ろに緑色の目をした真っ黒の何か】が聖に絡みつき

ト、ト、トルナ」とこちらを睨みつけているのが見えていました。

それは【兄だったモノ】。つまり鹿ノ子の兄:騎一郎だと鹿ノ子は確信します。

そんな姿になってでも恋人への執着があるのだと。

しかし、鹿ノ子は聖に恋心を抱いていることに気付いており、聖に自分を意識させようと決意します。

姿かたちが変わってしまった兄:騎一郎、鹿ノ子、聖の三角関係の始まりなのです。

普通に見える鹿ノ子でさえ…登場人物はみなどこか狂っています。

そしてそれぞれが心に傷を抱えていることも、物語が進むにつれ明らかになっていきます。

美しい絵もさながら、『兄だったモノ』には神話や戯曲、純文学の一説などさまざまな印象的な言葉が織り交ぜられています。

これが深い考察意欲を刺激し、まるで文学作品のような漫画なのです。

\\ト、ト、トルナ…//

騎一郎と鹿ノ子を夢中にさせる、中眞聖(なかま ひじり)とは

聖は、強めの広島弁と普段が和服であること、性格は穏やかで明るいけれど影もある中性的な男性です。

これは確かに鹿ノ子も好きになっちゃうなぁと納得です。

物腰柔らかでいつもニコニコ。

が、物語が進むにつれ、その退廃的な美しさ(サイコパス感ともいう)が怖くなってきます…。

聖は騎一郎のことを今も愛し続けており、精神的に不安定なところも。

無意識なのか分かりませんが、聖にはどうも特定の人間を自身の魅力にハマらせる何かがありそうです。

騎一郎が聖と出会うずっと昔の学生時代から、聖に溺れる人間がいたようです。

作中、聖はスズランに例えられていました(スズランは表紙にも登場)。

スズランは美しい花を咲かせますが、根っこには毒があることが知られていますね。

つまり、聖には裏側の顔があるということかと。

鹿ノ子の兄・東雲騎一郎(しののめ きいちろう)とは

「兄だったモノ」の兄とは鹿ノ子の兄・騎一郎のこと。

大学時代に南カンナと交際していましたが、聖と出会い、南カンナを振って聖の魅力に溺れていきます。

生前の騎一郎は本当に爽やか好青年って感じで描かれています(鹿ノ子視点)。

鹿ノ子の中では、オムライスが大好きで、いつも鹿ノ子に優しくて大好きな兄だったのですが……。

物語が進む中で、生前の兄と関わりがあった母・南カンナ・聖に兄のことを鹿ノ子が聞く場面があります。

騎一郎は好き嫌いが多かった。オムライスは大好物だった。」

騎一郎は好き嫌いは無かった。」

オムライスは好きじゃなかった。そもそも食べることが好きじゃなかった。」

ちなみに鹿ノ子はオムライスは嫌いだった……。

どれが本当の兄だったのか。

【人間は多面的で、全く違う顔も持ち合わせているもの】とは最新話(67話)でも出てくる言葉。

『兄だったモノ』は人間の根っこを表すような事柄が頻繁に起こります。

騎一郎はそのメタファーになっているのかな。

怪異となった兄には鹿ノ子を妹として見ている感じは皆無です。

一方、鹿ノ子もどこかおかしいのです……。

『兄だったモノ』1巻

『兄だったモノ』を徹底考察!最終回はどうなる?

兄と聖がどうなるのか!

私なりに最終回を予想してみました。

現時点では本当に難しいのですが、3パターン考えてみました。

1.鹿ノ子と聖が結ばれる

聖はだんだん本当に鹿ノ子を大切に想い、パートナーとして受け入れるパターン。

聖の過去受けた心の傷や、騎一郎への想いを理解できるのはこの世に鹿ノ子だけでしょう。

ただ、こんなキレイに終わるとは思えない気もします。

2.聖が独りで騎一郎のもとへ向かう

鹿ノ子は一緒に行かないと思うんです、なんとなく。

聖はこれまでも思わせぶりな行動をしてますが、なんだかんだこの世に未練を残しています。

それが最後にあっけなく……のパターン。

ただ、誰かが消える終わり方はこの作者さんはしない気もする。

3.読者の想像に任せるような曖昧

これが私の考える最も可能性が高い最終回です。

はっきりとは描かずに、読者の見方によって解釈が違うというパターン。

賛否両論ありそうですが、これまでも考察しがいのある物語を作られている作者さんなのでありえるのでは。

登場人物がみなそれぞれの人生を歩んでいくという、よくあるパターンしか今は思いつかない…。

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『兄だったモノ』の魅力を語る

兄だったモノ』最終回考察とネタバレ

まだあるのかよ!長いわと思わないでください。

ここからは、私の考える『兄だったモノ』の魅力を6つ挙げてみます。

1. 予測不可能な展開とゾクゾクする恐怖

冒頭では、兄の恋人である男性に恋をする女子高生の妹の物語という、よくある設定かと思いがちです。

しかし、話が進むにつれて恐ろしい展開に変わっていくのが本作の魅力です。

何が本当で何が嘘なのか、読者を翻弄するストーリーは、まさにジェットコースターのような読後感を与えてくれます。

2. 複雑な人間関係と狂気

登場する人物たちは皆、それぞれに秘密を抱えており、誰もが怪しく見えてしまうのです。

そんな彼らが織りなす人間関係は、とても複雑でダークな雰囲気を醸し出しています。

また、鹿ノ子をはじめ、登場人物たちの狂気じみた言動や行動は、読者に恐怖を与えると同時に、奇妙な魅力を感じさせてくれます。

鹿ノ子も一見は普通の人ですが、結構内側にドロドロしたものを抱えており、行動が読めません。

3. 美しい絵と巧みな構成

絵が繊細で美しいのにどこか不気味な雰囲気があり、物語の恐ろしさをより一層引き立てています。

また、コマ運びや構成も巧みで、読者を飽きさせないストーリー展開となっています。

カラーページや宣伝ポスターなどの色使いもとても美しく、見入ってしまします。

4. 考察が止まらない!

ラストまで読んでも、何が真実だったのか、何が嘘だったのか、完全に理解することはできません。

だからこそ、読者の想像力を刺激し、考察が止まらない作品となっています。

ちなみに表紙には全て何かしらの花が描かれています。

花言葉で登場人物の心理描写をするのは「鬼滅の刃」でもありました。

あちらも作者は女性ですが、こういう細やかな考察ネタがたまらないです。

GANMAやebookでは読者のレビューがあるので、色々な考えが読めますよ。

この考察もまたこの作品の大きな魅力なのです。

作者さんの知見の広さと深さに尊敬の念を抱くこと間違いなしです。

5. 次に来るマンガ大賞2023ノミネート作品

2023年にはマンガ大賞ノミネートなど、結構前から注目されている作品なんです。

いずれアニメ化されると個人的には確信しています。

その際には、深夜枠でしっかりホラーを出してほしいです。

『モノノ怪』とか『ひぐらしのなく頃に』とか怪異的な怖さと人間の怖さがズシンとくる感じで、映像が綺麗なの希望ですね。

6.作者マツダミノル氏のあとがき

これが結構大きいかも(笑)

GANMAで『兄だったモノ』を読むと最後に作者マツダミノル氏(女性)のあとがきが毎回あるのです。

これがじわじわ来る面白さ!

あとがきのファンもいる程なのです。

言葉のセンス大爆発で、毎回地味な笑いを最後に頂いております。

漫画本編がどんなにホラーでもサスペンスでも、最後には必ずそれを吹き飛ばす威力のあとがきが待っています。

私の語彙力ではお伝えできないので是非読んでみてください。

『兄だったモノ』1巻をクーポンで165円で読む!

現在は単行本5巻まで発売

現在、5巻まで発売されており、藤原さんが表紙。

この花の名前が分からないけど、花言葉は意味があるはず。

これまでに1~3巻の表紙に出てきた花は、以下のものがあります(4巻の花ははっきり分からなかったです)。

赤い椿:罪を犯す女 / 1巻の鹿ノ子(微笑む鹿ノ子の首にはひも…)

スズラン:純潔 / 2巻の聖(神聖な雰囲気の聖には赤い包丁も向けられている)

黄色いバラ:友愛、献身 / 3巻の南カンナ(縛られているような感じ)

『兄だったモノ』最終回考察とネタバレまとめ

随分長くなってしまいました。

熱意は伝わったかと思います。

『兄だったモノ』最終回予想と考察はあくまで私見ですので、参考程度に読んでくださいね。

読んでみると自分の考察も生まれてきますよ!

ミステリーやホラーも混じった退廃的な美はなんとなく昭和の文豪を感じさせます。

本当に作者さんの教養の深さに恐れ入ります。

最終回がいつになるか分かりませんが、今後の展開が楽しみです!

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