降り積もっていくばかりの雪の処理にお困りではありませんか?
- 手っ取り早く雪を溶かしたい
- 融雪剤は用意していない
- 雪かきの注意点を知りたい
こんなお悩みを解決します。
急に大雪が降ると、その処理に困るものですよね。
融雪剤が一番ですが、用意していない場合、身近なものでなんとかするしかありません。
今すぐできる方法をまとめましたので役立てて下さい。
☝雪が降る前に用意しておくと安心です
雪をすぐ融かすには凝固点を下げるか太陽熱を利用する
水の凝固点0度を下げることで凍ることを回避する、または太陽の熱を利用して雪を溶かす方法をご紹介します。
食塩を撒く
塩は凝固点を下げてくれますので凍りにくくなります(水は0度で氷になりますが塩は-21度前後)
ですので、雪を溶かすというより凍りにくくするという方が正しいかもしれません。
融雪剤の代表は塩化カルシウムですが、これにも塩が含まれています。
ただ、以下のとおり注意点もいくつかあります。
黒ポリ袋を利用する
”黒”であることがポイントです。
黒は最も光を吸収しますので、日光の熱を利用して雪を溶かす作戦です。
車のフロントガラスにあらかじめ乗せておく、雪かきした後の雪山にかけておく等の使い方があります。
黒ポリ袋が有ると無いとでは、雪の溶け具合は全然違います。
土、肥料、灰、コーヒーカスを撒く
こちらも黒の日光熱を利用する方法です。
黒っぽい土・肥料・灰・コーヒーカスなどを撒くのもある程度の効果が見込めます。
雪を溶かしやすくするコツ
雪がフワフワのうちに溶かす
雪がまだフワフワと柔らかいうちなら溶けやすいです。
一度固く凍ってしまうとなかなか溶かすのも難しいです。
ですので、踏み固められる前に玄関前などは雪かきをして融雪剤を撒くのが一番です。
雪かきは1人ではしないように
数センチ程度なら大丈夫ですが、基本的に雪かきは危険ですので1人ではしない方が良いです。
屋根から雪がドサッと落ちてきて埋まる事故もありました。
すべって転倒し、頭を打ち動けなくなる等も考えられますので、出来るだけ複数人での雪かきが望ましいです。
雪かきした雪は日当たりのいい場所へ置く
雪かきした雪は必ず日当たりの良い場所に置いてください。
じゃないと本当に溶けません。
道路や川、隣家の敷地に投げ込むのはタブーにゃ!!
黒ポリ袋をかぶせて日光熱を集めるなど工夫するといいですよ。
雪かきのタイミングは、雪が降りやんだ時、できれば日中がおすすめです。
雪塊は砕く・穴をあけて空気との接面を増やす
結構雪が降り、固くなっている場合はできるだけ空気と触れ合う面を増やす工夫をします。
床面なら穴をポコポコあけるのもおすすめ。
雪を溶かすためにしがちな注意点
お湯を撒く
やりがちなのはお湯を撒くこと。
お湯は水になり、そのまま凍ってアイスバーンになりかねません。
近隣の迷惑にならないように
融雪剤などを撒く際には、それが流れて塩害被害にならないように気を付けます。
また、雪かきの音や雪塊を壊す音もうるさいと言われることもあるようです。
時間帯には気を付けた方が良いでしょう。
一番良いのは専用の融雪剤
ここまで色々ご紹介しましたが、最も効果的なのは専用の融雪剤(塩化カルシウムなど)です。
ホームセンターなどで安価で簡単に手に入ります。
コスパも良く、融雪だけでなく凍結防止効果も高いので雪予報の前に1つは購入しておくと良いです。
車のフロントガラスの氷を溶かすにはエタノール
雪が降ったなら、車のフロントガラスも朝に凍って真っ白になっていることでしょう。
専用のものも販売されていますが、エタノールが使えます!
エタノールの凝固点が低いことを利用し、スプレーボトルに入れてガラスに吹きかけるだけで溶けるのです。
エタノールは安価で手に入りやすいのでグッドアイディアですよね。
雪をすぐに溶かすにはどうする?身近なもので考えるのまとめ
身近なもので雪をすぐに溶かす方法はいくつかあります。
しかし、雪が降る前には融雪剤・凍結防止剤を用意しておくことが一番です。
便利グッズとして、融雪ホースや融雪ケーブルなんてものもあります!
お役に立てましたら嬉しいです。