今回はマンガ最新話(78話)の、壬氏の正体やネタバレをしていきます。
アニメしか見ていないよという人やネタバレが嫌という人は回れ右でお願いします。
マンガ勢の皆さんなら、壬氏の正体はうすうすお判りでしょうが、最新話ではっきりと判明します。
最新話で壬氏の正体が判明
引用元:アニメ「薬屋のひとりごと」公式サイト (kusuriyanohitorigoto.jp)
壬氏の正体は皇帝の弟さんですね。
つまり皇族!本名は華瑞月とみやびなお名前です。
壬氏は年齢や身分を偽り、宦官として後宮に出入りしていました。
壬氏は自身を25歳の宦官としていましたが、実際は19歳なのですね。
このことを知っていたのはほんの一部の人間のみ。
皇弟は病弱なため行事などにも顔を出さない神秘的な存在とされていました。
まさか毎日顔を合わせている麗しの宦官とは誰も思わなかったのですね。
なぜ正体を隠していたのか
もともと女性と見まごう程の美麗な容姿の持ち主、壬氏。
皇帝に忠義を尽くさない妃を見つけるなど、壬氏が正体を隠して後宮に出入りしていたのは後宮を管理するためでした。
後宮とは、日本の大奥のように沢山の女性が妃として暮らす女のみの宮殿です。
全員に皇帝の通いがあるわけではありませんから、中には宦官と秘密の恋に燃え上がってしまう妃も……。
壬氏に言い寄る妃もいますが、バレたらもちろんタダでは済みません。
地位のある妃はほんの数名のみです。
女達は簡単に後宮から出ることも出来ないので、そこには様々な悲しいドラマがあります。
華やかさに隠れて、幼い少女が老齢になるまで後宮内で暮らしてきた歴史は事件も引き起こします。
壬氏の正体は誰も知らないですし、壬氏に後宮管理の役割があることもほとんどの人は気付いていないのです。
壬氏は阿多妃の子供では?
実は壬氏は阿多妃と現皇帝の子供ではないかというのが猫猫の推測です。
(阿多妃が危険を感じ、自分の赤ん坊と皇弟である赤ん坊を入れ替えた)
その可能性は結構高いと思います。
ただ、作者さんからの公式では、現段階では猫猫の推測の域を出ないと明言されております。
壬氏も自分自身の出生についてあやふやな点が気になっているようです。
壬氏の正体が判明したきっかけ
子昌(シショウ)という高官の1人の反乱が起きたことが判明したからです。
子一族の反乱に、いち早く気付いた猫猫がさらわれ遠いアジトに連れ去られてしまったことも関係あるでしょうね。
壬氏は禁軍(皇族の軍隊)を率いる大将として表に出ました!
ということは、この件で壬氏の正体を知ったのは猫猫だけではありません。
これまで壬氏が宦官として接してきた熱血漢の李白(リハク)やその他大勢の軍人達も壬氏の正体を知ることとなり、それはそれは驚きます。
中には壬氏を口説いたこともある者もいたようで(笑)
誰も壬氏が皇弟とは気づいていなかったことが分かるシーンです。
猫猫は壬氏の正体に気付いていた?
猫猫は、分かってはいたけど知らないことにしていた感じですね。
これまで何度も壬氏の正体に気付きそうな場面は出てきました。
決定的なのは、2人で追っ手から逃げて滝に飛び込み助かった後のカエル事件ですね!!
壬氏様の普段見せない年頃の男性っぷりを堪能できる見逃し厳禁の伝説回ですね。
また、それ以外でも25歳の割には時折見せる幼い顔……。
普段何かと勘の良い猫猫ですが、これは知ってはいけないと本能的に真相を回避していたようです。
なにせ猫猫の身分ではいつ首になってもおかしくありません。
余計なことを知ってはいけないと考えていたようです。
最新話では壬氏が立派な鎧を身にまとい、囚われていた猫猫を助けに来たところではっきり壬氏の正体を知ることとなります。
でも一言。
「壬氏様、老けてるんですね。」と超あっさり受け入れます。
壬氏と猫猫の今後はどうなる
現在、壬氏と猫猫は子翠(シスイ)や子昌(シショウ)、神美(シェンメイ)達のアジトにおり、ここからクライマックスを迎えるものと思われます。
裏切者が出たら、女子供でも一族同等の処分を受ける世界です……。
何も知らない子ども達はどうなってしまうのか。
子翠と翠苓(スイレイ)は裏切者の一族代表格となってしまいますが、壬氏は禁軍を率いて裏切者である子一族をどうするのか。
猫猫は子翠のとの約束を守ろうとします。
壬氏と猫猫の対面は猫猫がさらわれてから初めてで久しぶりでしたが、2人の間には懐かしいような絆がしっかりとありました。
壬氏の正体も判明して、この件が終われば2人の関係はかなり進むのではないかと期待できます!!
まとめ:壬氏の正体が判明して更に面白い展開に
猫猫以外にも猫猫の父親である漢大尉も壬氏の正体には気付いていたようです。
絶大な権力を持っていた子一族は没落し、これまで姿を見せなかった皇弟が表に出てきました。
宮中の力関係は大きく動きますし、想像もできないような展開があってもおかしくありませんね!
子一族との決着編へ続きます。
「薬屋のひとりごと」は伏線多数の私好みのミステリーでラブコメ要素もちょいちょいあって飽きません。
今後もレビュー記事を載せていきます!
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